カンボジア~調査プロジェクト~⑤まとめ
- ayasai2010
- 2014年5月31日
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調査プロジェクトでは4回にわたり、調査メンバーの土屋と寿乃で調査報告をさせてもらいました。 この調査プロジェクトで一番に伝えたいことは「村にあったプロジェクトをするのには、調査をすることが重要」ということです。 以前カンボジアでこんなニュースがありました。井戸提供という形で井戸を掘ったはいいが、水質検査はせずに村人に引渡し、村人がヒ素中毒になったことがあ りました。恐らく支援した人は、最初から「このような支援をしたい!」というイメージを持っていたんでしょう。綺麗な水を飲んでいないから届けたいとか、 人のためになりたいとかの気持ちから参加されたと思います。井戸寄贈によるヒ素中毒について、私は彼らの善意を非難しているのではありません。しかし、事 前調査(土壌調査など)を行えば、ヒ素中毒は未然に防ぐことができたとおもいます。「このような支援が必要であろう」という善意が、事前調査しなかったた めに引き起こした悲劇だと思います。 彩祭も昨年の夏に井戸を作りました。しかし、上記の事件があったことを知りながらも、コークドーン村周辺にはヒ素があまりないという情報から水質調査をせ ずに、井戸を寄贈してしまいました。この度のプロジェクトで水質調査を行った結果、ヒ素は検出されませんでしたが、万が一のことも起こる可能性も十分にあ りました。 結果的に検査値に異常はありませんでしたが一度は、無責任なことをした身であり、現在も反省しています。彩祭では、このような失敗や村人が害を被ることが ないようにという目的を兼ねて、この度衛生プロジェクトや調査プロジェクトを行いました。水質調査だけではなく、プロジェクトを行う前に調査することは当 たり前なのです。 私は、自分の行うプロジェクトが、「ボランティアの押し売りになっていないのか?本当に村に実施する意味があるのか?」と疑問に思いながらツアーに参加し ていました。2度目のカンボジアプロジェクトを終えた今でも、残念ながら今でもその答えは出ていません。しかしながら、プロジェクトを行う中で「調査をす ることの重要性」をより感じることができました。実際行く前と後では、村のイメージは大きく変わりましたし、必要であると思っていたプロジェクトがそうで なかったり、新しく見えてきた課題もあり・・・。正直新しく知ることばかりでした。村のことを何も知らずに、関わっていたんですね。反省です。 効果的なプロジェクトが何かはわかりませんが、地道に調査を続けて、メンバーで学生としてコークドーン村にできる協力を考えていきたいと思います。 facebookの調査の報告を見ていると、村の悪い部分が目につくかと思いますが、村人たちは快く受け入れてくれるし、笑顔がとても素敵な人が多い村で す。自分はコークドーン村に行くたびに、笑顔で受け入れてくれる村人が大好きです。素敵な村人との交流をしながら、調査を行い、村人と話し合い、村に合っ た協力方法について考えてみませんか?ここに紹介した結果は、調査のほんの一部だけであり、6月に行う報告会では、より詳細の結果を伝えたいと思います。 興味を持った方は、是非会場に足を運んでください( ´▽`) 調査プロジェクトリーダー 土屋和志